ここんにき日記
【ここんにき】 とは、このあたり・この付近 という長崎の言葉です。ここんにきな情報を、有限会社トータル・サービスが長崎より発信!
よいお年をお迎えください
- 2007/12/31 (Mon)
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クリスマスが終わったと思ったら空気が一変!一気にお正月ムードになりますね。
いつもこの時期になると、変化の早さについていけなくてあわあわします。
街に行けば、電球やツリーの飾りが並んでいた売り場には鏡餅や注連縄がならび、
店の入り口も、並んでいたサンタやツリーが撤去されて注連縄と門松に。
スーパーに並んでいたケーキやイチゴは数の子やかまぼこの類に変身し、
CMも「初売り」「初詣」の言葉を連呼。
頭を切り替えなくちゃいけない気分になって、気ぜわしくて疲れちゃいます。
でも、この日本全体の”はやがわり”を感じると、
あ、今年もあとわずかだなぁ、、、などとしみじみしている自分に気づきます。
すっかりこの”はやがわり”も、
にき子の中では季節の移り変わりを告げる出来事の一つに認識されてしまっているのかしら。
ちょっと悔しいー。
なんて思っていたら、すっかり大晦日。
2007年のここんにき日記を更新できるのは今日限りなのですよ。
そんなわけでブログの内容を振り返ってみようかと思ったのですが、
振り返るまでも無く
「食べ物ネタが多いよね」と、読者の方からありがたいお言葉を頂いたようです。
にき子自身気づいていなかったのですが、ご指摘を受けるくらい、どうやら食べてばかりだったようです。
プロフィール欄に 趣味:食べること と書かなければならないかもしれないくらいに。
しかし、万が一お見合いをすることになった場合、
「趣味は食べることですぅ」などと言ってしまっては、
庭園に鹿威しの音だけが響くことになりかねません。
カッコーン
ここはひとつ、
にき子の目には珍しいものに写るくらい、長崎の食文化は独特であると認識していただき、
決して食い意地がはっているわけではなく、珍しいから食べているのだとご理解いただき、
2008年もきっと食べまくりますが、よろしくお付き合いいただければと存じます。
では、あとは若い二人に任せて。
よいお年をお迎えください。
カッコーン
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クリスマスといえば。
- 2007/12/24 (Mon)
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先日、トータル・サービスの一部スタッフに愛読されている
”とっとって”を読んでいたときのことです。
※”とっとって”は、長崎新聞の日曜特別版。
「とっておいてね」という意味の名前ですかね。
例文:「後で食べるけん、そのパンとっとって」
例文:「邪魔やけん、その取っ手とっとって」←ウソ
おっとっと、話がそれました。
少し前になりますが、12月上旬の”とっとって”に、こんな記事を発見したのです!
サンタカステラ?
ナンダカステキ?(←オイ)
ナガサキと言えばカステラ。
さらに桃の節句となれば桃カステラなるものが
贈り物として登場するわけですが、、、
当社のスタッフですら「これは初めて見た!」とのこと。
>>桃カステラの過去の記事はこちらからどうぞ
よく見ると、つくっているのは栗饅頭で有名な老舗、”田中旭栄堂”さんです!
これは食べないわけにはいかないでしょう!ってことで、
取材という名のもと、喜び勇んで買いに出かけたにき子です。
予約販売だったのですぐには手に入らなかったのですが、
待つこと数日。
サンタが会社にやってきたー♪
ちょっとウインク気味です。
うひひひひ
直径10センチほどのカステラなので、スタッフ間でわけて食べることで合意。
では、おもむろにいかせていただきましょう。
サンタ入刀です。
きゃーーーーーーー!!!
パカッ
ふわふわカステラ相手に入刀は困難を極めましたが、なかなかの切り口です。
では早速食べるかと思いきや、今回はサンタだけではないのです。
田中旭栄堂さんといえば、栗饅頭。
栗饅頭は外せないでしょそうでしょう?
ってことでコレ
ん?なんだかちょっと違うような???
そうです。
これは”桃栗萬寿(ももくりまんじゅう)”なのでした。
こちらも予約販売。注文して、サンタと一緒に連れ帰りました。
これも前述の”とっとって”の広告記事で目にして以来気になって仕方なかった食べ物のひとつ。
桃と栗のものすごいコラボレーションに目が釘付け!
一時期コラボレーション商品が世間をにぎわせましたが、
この”桃栗萬寿”、明治時代からつづくこのお店の初代店主が考案されたというから驚きです。
むむぅ。田中旭栄堂、世間のかなり先を歩んでいるのは間違いない。
ではでは、さっそくいってみましょう!
ぎゅむーーー
パカッ!
おおっ
中に栗がごろんと入っておりました。
桃の葉がついてはいますけれども、
心はやはり栗饅頭なのですね。
では、いただきまーす。
今回は、サンタカステラ半分と、同じく15センチくらいの直径の桃栗饅頭を4分の1、一気にGO!
え?甘いものをこんなにたくんさんいっぺんに?
と、もしかしたら驚く方もいらっしゃるかもしれません。
でも、このカステラも桃栗饅頭も、見た目と違ってあっさりしているのです。
サンタカステラは、
土台はふわふわ口どけがよいカステラ製。
このカステラだけ食した場合、甘味はさほど感じません。
そして、サンタさんの顔の部分。
これは見た目と違ってギトギトベトベトな甘みではなく、
口に入れるとさっと溶けるほのかな甘さ。
ふんわり軽い食感のカステラと良くあって、
とってもおいしいサンタさん!
さっとなくなる軽さだから、このくらいは全員ペロリ。
あーこれ、もっと食べたい。
もっと長い期間販売してたらいいのに!
次に、桃栗萬寿。
ガブリといくと、もちっとした食感。中の白あんはほくほくしっとりしています。
もちろん中央には大きな栗が、ごろんと鎮座。
これは葉が付いているとはいえ、老舗の栗饅頭屋さんの栗饅頭ですもの。
語るのは野暮かもしれませぬ。
もちろんおいしくいただきました!
サンタカステラは期間数量限定販売(予約は12月15日で終了)だったようですが、
桃栗萬寿は予約をすれば購入可能です。
興味のある方は田中旭栄堂さんにお問い合わせくださいね。
左:有名な栗饅頭は
大小様々なサイズあり
写真は最小サイズ137円也
右:栗がぎゅっとはいっております
左:緩やかな坂に面しているのが
建物の下面でわかります
長崎では良く見る光景。
右:王子流行の昨今ですが、
これまた初代店主考案の
栗王子。
左:栗の暖簾がかわいらしいのです。
ちょっとスライムみたい。
右:良い香りが充満する店内
ところで。
さすがは老舗の饅頭屋。
会話の中に田中旭栄堂の名前を出すと、長崎人は色々語りだすのです。
「”くりショコラ”と”マロンパイ”はお子様に好評だった」
「”栗山”が一番ウマイ」
などなど。
にき子は試しておりませんが、万が一、ずらりと並ぶ商品を前に迷った際は、参考にどうぞ。
本日はここまで。
皆様 メリー栗すます!
【田中旭栄堂】
営業時間 :9:00~19:00
定 休 日:第2、第4火曜日
〒850-0054
長崎県長崎市上町3-6
TEL/FAX:095-822-6307
URL:http://www.vidro.ne.jp/kuriman/index.html
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金比羅山山頂にあるもの その2
さて本日は、”金比羅山山頂にあるもの特集”続編をお送りいたします。
まずは、あのなぞの物体の正体が、いよいよ明らかになります!
「ようやくわかるの?」
「ひゃっほーぅ!」
はい。もうおわかりですね?
先日の記事の回答は、6.2番の「喜ぶ社長の図」 でしたー。
小数点の付いた回答番号なんてありえませんけど、社長の誕生日ですから。
大目に見てあげてください。
ってなんのこっちゃ。
本題に戻ります。
この三角形の正体は”金星観測記念碑”なのだそうです。
そして右下の写真に写る、レンガの物体は”観測台”です。
どちらもかなりの苔むし具合。貫禄十分でございます。
フランス観測隊のジャンセン一行が、この地で金星の観測をおこなったのは
なんと1874年!およそ130年も前!
そりゃ、苔もむしますわ、、、
しかし、観測日前後に天候不順が続く長崎では観測ができず、
別隊が神戸で観測に成功したのだとか。
むむぅ、、、同じ港町仲間の神戸に負けてます。悔しいー。
明治7年(1974年) 長崎における金星日面通過観測については、
ぼくでんのホームページさんに大変詳しい説明と、当時の写真などが掲載されています。
(ぼくでんのホームページさんのページへ)
記念碑といえば、コレもその一つ。
同じく金星観測を長崎の星取山でおこなっていた
アメリカ隊のダビットソン一行は、
観測に加えて長崎と東京との経度差も観測。
日本で初めて
経緯度原点(東京都板倉:チットマン点)値を決定。
その偉業をたたえる記念碑なのです。
金比羅山山頂で、社長が次々遭遇する記念碑が物語るのは、
明治になって間もなく、長崎は大きなイベントの舞台になっていたという事実。
さすが鎖国時にも、外国に開かれていたお土地柄。
長崎は、時代の最先端をゆく場所だったわけですね。
今も昔も、変わらず最先端ではありますけどね。位置的にね。(←ほっとけ!)
まだまだ続きます。
次に写真に写したのは、古い石の祠です。
これは宝永2年(1705年)に、修験者である祥院長慶が建てたものとされているようです。
彼が讃岐国から金比羅大権現をこの山に勧請したことから、
この山は金比羅山と呼ばれるようになったのだそう。
名づけ親は祥院長慶さんだったわけですね。
ところでにき子にとって、
”宝永”という年号を聞いて真っ先に思い起こすのは、富士山の脇にある宝永山!
こういうところが、静岡県民品質です。
宝永山とは、この祠が建てられた2年後の宝永4年(1707年)、
大地震とともに噴火した山のこと。
にき子の生まれ育った場所からは、
ちょうど右側にポコンと飛び出したように見えるのです。(右図参照)
にき子にとって、富士山と言えばこの形なのです。
外出した時に視界に入るだけにとどまらず、
家や学校など屋内にいる時でさえ、その窓からは必ずこの富士山と宝永山が見えていました。
まさしくにき子にとってはなじみのある風景であり、その主役を務める山だったのです。
静岡でその宝永山が噴火によって生まれた時代、
遠く離れた長崎の地でこの石の祠は建てられ、そして今、「こんな祠があったのか!」と驚くにき子。
うーむ、なんだか運命的なものを感じます。
単なる偶然ですけども。
でも、長崎に住まなかったら知らなかった祠であり、知らなかった歴史です。
未知の場所に住むというのは、不安や寂しさは確かにあるかもしれませんが、
思いがけず、こういう発見があって楽しくもありますね。
しかし、宝永山が生まれた噴火の後、富士山は約300年沈黙中。
もうすぐ帰省シーズンですが、静岡に帰るのがちょっと怖いにき子です、、、。
宝永山の噴火については、こちらに詳しい写真と説明があります
(富士山自然探訪サイトへ)
まだまだ続く、金比羅山山頂シリーズ。
次回はコレ
って何も写ってないじゃん!
などと言わずに、次回ブログをお楽しみにー(してくれている人がいたらいいなー)。
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金比羅山山頂にあるもの その1
長崎に住んでいる方々であれば、金比羅山という名前は皆さん良くご存知のようで。
でも、わざわざのぼったりはしない場所でもあるようです。
これは確かに納得。
にき子も麓に住んでいる時、
富士山に登ろうと思ったことはなかったし、
わざわざ撮影しようなどと思ったこともありませぬ。
でも、最近実家に帰省すると
無性に富士山を撮影したくなります(右図参照)。
にき子の中の長崎成分含有率が、
バファリンのやさしさのそれよりも、
多くなってきた証でしょうか?
話を戻して。
先日、金比羅神社付近で紅葉を堪能した社長は、
更なる高みを目指して金比羅山山頂に出かけております。
そこまで社長をひきつけるものはなんなのか!?
さぁ、ご一緒にその謎をさぐろうではありませんか!
まず、金比羅山山頂は、山頂なだけに眺望がすばらしいのです。イキナリそのまんまです。
南西方向にはご覧の通り、長崎港。
正面には女神大橋が見えております。
女神大橋についてはこちらをどうぞ
(道路建設課の女神大橋の関するHP。
ライトアップの予定なども掲載中です)
正面が長崎港なので、入港する船が良く見える位置。
なんて美しい眺めでしょう!
西方向には、ご覧の通り稲佐山。
稲佐山から見た夜景が有名ですけれど、
稲佐山自身はこんな姿なのですよー。
稲佐山からの夜景はコチラ
(瀬戸の夜景HP)
なんて書いていていて気づいたのですが。
ひょっとして長崎の皆様は、この眺めは見慣れた景色なのでしょうか、、、。
なにせ坂の町。
「見晴らしがいいのは当たり前」と聞いたこともあるのです。
「この景色は家からよく見ている」と、言われないとは言い切れないことを否めません。←呪文か?
いや、でもですよ?
この景色はどうでしょう?
西山高部水源地!
金比羅山の西方向に見える、長崎の水がめの一つ。
最近は少雨傾向で、渇水の危機にさらされている長崎。
このダムも例年より水が少ないのでしょうか。
あまり見慣れない眺めかもしれませんが、
ちょっと心配な眺めでした、、、。
雨が降ってくれることを切に願う、にき子です。
さて、眺めはこのくらいにしておきましょうか。
次回は、ようやくこの写真の謎を解明しようと思います。
そこで質問。
この写真は一体なんなのでしょうか?
1.横断歩道を渡る前の社長
2.宇宙からの電波を受信する社長
3.手のひらを太陽にの社長
4.正解がわかった社長
正解は後日お送りいたします。
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