ここんにき日記
【ここんにき】 とは、このあたり・この付近 という長崎の言葉です。ここんにきな情報を、有限会社トータル・サービスが長崎より発信!
よいお年を!
おくんちで張り切りすぎて風邪を引いてしまい、
それがいまだになおりきらないにき子です。
ごほごほ
年末は寒くなって、大荒れの天気だとか。
長崎は雪のマークがついています。
みなさまお体ご自愛くださいね。
今日は朝から晴れていたのですが、
無意識にしっかり傘を持ってきたところ、やはり突然雨が降ったりやんだりの長崎でして
にき子はぬれずにすんだのでした。
冬は晴れて乾燥しているもの!と決まっているにき子のふるさと静岡では、
雨が降るのも、傘を持って出かけるのも、まったくありえない話。
ですから傘をさしながら、
「あぁ、にき子ってじげもんじゃーん♪」と鼻歌でも歌いたい気分でした。
突然降ったりやんだりするのは長崎の冬の天気の特徴でして、
急な雨でも周りを見渡すと、
折りたたみ傘を広げたり、やはり傘を持っている人が割りと多いのです。
じげもんとはすなわち、冬に傘を持っている人なのです!!←にき子定義
今日傘を持っていたにき子は、この定義からすると確実にじげもん化しているのです。
その事実を周囲に知らせたくて、
営業のSさんに
「私は傘を持ってきたんですッ!」と宣言したところ
「あぁそうですか~」とふんにゃりいわれただけ。
他のスタッフもしかり・・・
えーっと・・・
じげもんとはすなわち、冬に傘を持っているのは当たり前の人である
と、唇を噛み締めながら、定義を改めたにき子です。
がんばったのに。
うっうっうっ(声を押し殺して泣く)
いいんです。
すこしずつ、すこしずつ、みんなの知らない間にじげもんになっていく、
そんなにき子です。
来年もじわじわがんばって、
気づいたときには立派なじげもんになるのです!!
そんなにき子を、応援よろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。
いよいよおくんちです
いよいよ、本日よりおくんちが始まりました!
昼過ぎに、諏訪神社の神様がお旅所におでましになる「おくだり」の行列が
トータル・サービスの入るビルの前を通過して行き、
花火が「パーン」と鳴る音が聞こえましたので、無事に到着されたようです。
ようこそ神様!
傘鉾も通過。
赤いタレをつけた東濵町の傘鉾には、
大きなハマグリがのっていました。
つやつやした殻から身がのぞいています。
おいしそうぅー
そして、朝から諏訪神社で奉納踊りを披露していた各踊り町も、
お旅所にでかけたり庭先周りをしたりするために、移動をしはじめました。
バスと一緒に龍が通過。
龍尾は常に独特な動きをしています。
龍が赤信号!で一時停止しても、
尻尾はうねうねしているのです。
細かい技です。
築町の御座船も道路をゆっくり進みます。
たまたま併走しているバスは、
県外からの観光バス。
根曳衆が手を振って応えておりました。
にき子が「あぁ、おくんちだなぁ」とひそかに感じるのは、
地面に書かれた各町のマークを見たときです。
まさに名前のとおり、長崎市中心部のあちこちの庭先で、
お囃子や踊りを披露するのが「庭先回り」なのですが、
ここで披露して、この先は右折していく、などとわかるように、
チョークで踊り町のニックネームと、行き先の矢印がかかれているのです。
こんな風に
矢印で指示が
でています
うハツ!
馬町・八坂町・築町の略ですね。
三つの町がやってきた証拠。
こんなマークも発見!
某テレビ局前なので、
立派なお花を贈ったのでしょうか?
このマークの場合は、
豪華バージョンを披露してくれるのです。
今年も個性豊かな演し物が盛りだくさんですので、
見物するには、各踊り町がどこにいるのか一目でわかる、おくんちなびが便利ですよ!
コチラでご確認ください
↓
NBC長崎放送 おくんちなび
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庭見世にいってきました2
(前回の内容はコチラ→庭見世にいってきました)
栗饅頭やら、桃カステラに心を奪われ、
写真のことなんかすっかり忘れてしまっていたダメにき子ですが、
銅座町に着いてから、
「はっ!写真!」と思い出して、何枚か撮影をしてきました。
これは、銅座町の、南蛮船です。
看板でちょっとわかりにくいですが、、、
今年は船がたくさん出演するのですが、
この船は名前のとおり、異国情緒たっぷり。
見ていてカステラが食べたくなる、
そんな雰囲気をたたえています。
(そう感じるのはにき子だけ)
こちらは南蛮行列の衣装です。
右から2番目の服は船長さん、
左側の黒い服は宣教師の衣装だそうです。
そして、宣教師の右側にちらりと写っているのは、
なんと虎の毛皮!
ポルトガルからは様々なものが入ってきたことを
表現すべく、意匠を凝らしてあるのですね。
日が暮れてきて、そぞろ歩く人たちが増えてきたところで、龍踊りの籠町へ。
じゃじゃーん!これが籠町の龍です。
動いていなくてもこの迫力。
これが動き出したら、と思うと
今からゾクゾクします。
(はい、にき子はこの大事な時期に風邪引いてます)
ちなみにこの龍は全長20メートル、
うろこは龍を操る人達(龍衆<ジャシュウ>)が
1枚1枚作られたのだそうです。
楽器もきれいに飾られています。
こちらも異国情緒を漂わしておりますが、
中華風。
”異国”にもいろいろあるのが、長崎です。
手前には桃饅頭や栗饅頭が!
こちらには豪華な海の幸がてんこ盛り!
大きな鯛はよく見ますが、甘鯛は珍しいですね。
これは、出演者に対して贈られたお祝いの品。
それを当日使う衣装や船などとともに並べて
飾るのが「庭見世」なのです。
会場をうろうろしていたら、違和感を放つ建物発見!
自動車が格納されております。
左側は壁面ぎりぎり。
こんなところに自動車がおさまっているなんて、
長崎人以外は思いつきません。
思わず写真をとってしまうにき子は
やはりまだまだじげもんにはなりきれません。
続いて、長崎の繁華街「はまんまち」にて、東濵町の竜宮船を見物しました。
大きくてうわーー!と見上げたのですが、
よく見るとかわいらしい顔だったりします。
こちらは、出演者たちの衣装です。
右側のピンク色の衣装は乙姫様用だそうです。
かわいいなぁ!
これは、靴屋さんなんですけれど。
床一面緑色になっております!
そして、豪華な海の幸が飾られています。
この大量の植物は、
どこから手に入れるのでしょうか、、、
すごい心意気です。
最後に、築町に到着。
これは、、、
うまくうつせなかったのですが、築町の御座船です。
船の下部の布をめくるとはしごが格納されており、
それを使って、小学生くらいの子供たちが
次々船の中に入っていったのです!
しばらく見ていたら、お囃子を披露してくれました。
すでに「ヨイヤー!」「モッテコーイ!」の
声が飛び交ったのはいうまでもありません。
庭見世の会場をあちこち見て回るのですが、
「さっすが築町!」「おいしそうねぇ」などとにぎやかな声が聞こえる場所に行ってみると、
なんと鯨の尾がどどーんと飾られておりました。
これがうわさの、尾羽(オバ)。
これを見て、おばさま方3人が
「おいしそうー!」とはしゃいでおられたのです。
そう。築町は大きな市場がありますし、
この会場は「井上鯨肉店」という鯨の肉を扱うお店。
だからお祝いの品に鯨がちらほら。
長崎では鯨を食べる習慣がありましたが、現在では捕鯨が禁止されているので
すっかり高値の花になってしまったそうです。
だからでしょうか、おばさま方はこの会場にぴたりと張り付き、しばらく動きません。
にき子は、そんなおばさま方の後ろから、ちょっと質問をしてみました。
コチラの写真をご覧ください。
これをみてテンションがあがるのは、
正真正銘、鯨を食べていた長崎人です。
写真左側に兜が飾られておりますが、その右隣に
茶色くて、長くて、ぶよーんとした
太いソーセージまたはフランスパンのような、
なんともいえない気持ち悪い(失礼)物体が
おわかりいただけますでしょうか?
にき子は築町の法被を着た方に、何度もいいますが、その気味悪い物体をさして
「あれはなんですか?」
と聞いたわけです。
そしたらそのお兄さんが答えるより早く、
「百尋(ひゃくひろ)たい!」「」「おいしかよ!!」「高級品よ!」と
くるわくるわ、おばさまたちのにぎやかなおこたえ。
この百尋、鯨の小腸なのです。
貝のように弾力があって噛み応えがあり、かめばかむほど味が出る珍味です。
お正月によく食べられていたそうですが、今では本当に貴重な品となってしまい、
一センチで1,000円くらいするのだそうです。
そう、この気味悪い(しつこい)物体は、推定30センチ。
@1,000円 × 30センチ × 3本 ≒ 100,000円也!!!
おばさまがたが張り付いて離れがたかったのも、わかる気がします。
その場ではこの高級具合がよくわからなかったにき子は、
翌日会社にてこの写真を見せてみたのです。
気持ち悪い物体があったんですーなんて言っておりました。
そしたらなんと、みなさん「百尋だー!」と、
テンションが上がる上がる!!
にき子には、古い流木くらいにしか見えないのですが、長崎人には垂涎ものだったようです。
おそるべし、百尋です。
ちなみに、一夜明けたらこの状態。
信じられますか?
(庭見世翌日の、午前10時頃撮影しました)
おばさまがたをひきつけて離さない、
百尋や尾羽が飾られていた井上鯨肉店。
何事も無かったかのように、きれいに片付けられて
きっちり営業されておりました。
中央のススキが名残を漂わせておりますが。
この変わり身の早さにびっくりです。
さぁ、明日はいよいよおくんちです。
お天気がちょっと心配ですが、わくわくしてまいりました。
と、同時にごほごほしてまいりました。
早く寝ます。
ううー
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庭見世にいってきました
10月ですね。
10月といえば、はい、長崎ではおくんちでございます。
でも、あまりにもひどかった今年の猛暑!
9月になってもひたすら暑くて暑くて暑くて暑くて、
ひょっとしてこのままおくんちに突入するんじゃなかろうかと
内心どきどきしておりました。
熱中症で人も船も龍も倒れるんじゃないかと、、、
でも、地球はわかっているのです。
しっかり朝晩過ごしやすい気温になってまいりました。
カラッと乾燥した空気で、あちこち見てまわっても楽しい陽気です。
そこで、にき子はさっそく、3日に庭見世に行ってまいりました。
「庭見世」については、長崎くんちのサイトをご覧くださいね
(ミニ辞典という箇所に記載があります)
↓↓↓
長崎くんち<長崎伝統芸能振興会>のサイトはコチラ
まず、今年の踊町は以下の6カ町ですね
銅座町 傘 鉾・南蛮船(なんばんせん)
八坂町 傘 鉾・川船(かわふね)
東濵町 傘 鉾・竜宮船(りゅうぐうせん)
築 町 傘 鉾・御座船(ござぶね)・本 踊
馬 町 傘 鉾・本踊(ほんおどり)
籠 町 龍 踊(じゃおどり)
にき子は、八坂町→銅座町→籠町→東濵町→築町と
見物するスケジュールをたてて、いざ出発!
夕方から路面電車にのって行ってまいりました。
しかし、八坂町では写真を撮るのを忘れるにき子、、、
なぜ忘れたのか?
それは、この大きな栗饅頭に心を奪われたからです!
これは、籠町にあった栗饅頭。
老舗の栗饅頭屋「田中旭栄堂」のもの。
※HPがなくなっているようなので、
老舗会のサイトをどうぞ→コチラ
おくんちではこの饅頭はつきものです。
そして、お祝いの品だからでしょうか、
とにかく巨大なのです!
毎年毎年、どの踊り町の庭見世にいっても、どの会場にいっても、
必ず飾ってあるのです。
どうにかしてこの栗饅頭にかかわりたい!
「食べたい」ではなく、「かかわりたい」のです。
どのくらい重たいのか、いくらくらいするのか、飾ったあとはどうするのか?
ききたいことが山盛りなのです。
そこで、八坂町の法被着用の方に聞いてみました
Q:この栗饅頭は、このあとどうされるんですか?
A:いただいた人の親戚一同で、上手に分けてもって帰るんですよ
Q:切ったら、中はどうなっているんですか?普通は栗がはいっていますけど?
A:中にはぎっしり栗がはいってますよ。どこを切っても栗です!
Q:うわーー!すごい!にき子も欲しいです、、、
A:だめです
(当たり前だ)
ちなみに、隣にはこれまた巨大な桃カステラが!!
これは築町にあった桃カステラ。
桃カステラで有名な、万月堂のカステラです。
※HPはありませんでしたすみません
~質問は続きます~
Q:この大きな桃カステラは、もしや!
A:有名な、愛宕町の万月堂のカステラですよ。ごそんじですか?
Q:はい!大すきです!
A:そうですかぁ。ほら、こちらに万月堂の奥様がちょうどいらっしゃいますよ
(本当に、万月堂の奥様がいらっしゃいましたが、にき子は知っていても
あちらはにき子を知るはずも無く。芸能人に会ったような感覚です。
にき子:桃カステラ大すきです!
奥様:あらー。ありがとうございます。
なんて会話をしたのでした。)
このように、まったく知らない人ともあれこれ会話を楽しめるのも、
庭見世ならでは。
おくんちならでは。
長崎ならでは。
と、思うにき子です。
庭見世つづく、、、
今日はトルコライスの日
- 2010/09/16 (Thu)
- おいしか!(オススメ食べ物) |
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今年の長崎は猛烈に暑かったです・・・
っていうのは、ブログ更新頻度が落ちた理由にはなりませんが。
台風がチラッと通過してから、朝晩少し涼しくなってまいりました。
しかし長崎では、おくんち(10月7・8・9日開催)が終わるまでは夏なのです。
おくんちが終わるまでは半袖で過ごすのが、正しい長崎人の感覚です。
衣替えはおくんちが終わってから、というのはよく聞く話です。
さてさて、暑くて食欲が減退してしまった方もいらっしゃろうかと思いますが、
涼しくなりましたよ!
そうです、食欲の秋ですよ!
そんなあなたに今日はコレ!
長崎名物「トルコライス」
市役所そばのお店で、通常250円→198円(限定50食)だったので
にき子のランチはコレに決定です。
なにゆえお買い得価格?と思ったら、本日はトルコライスの日だそうです。
え?そうだったの?と思って調べてみたら
今年から制定された、新しい記念日でした。
詳細はこちらでどうぞ
「ながさきの食」ホームページへ
(トルコライスの日制定についての記事ページ)
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プロフィール
長崎生まれの長崎育ち。
2人のハイパーな娘達を相手に
子育て奮闘中です♪
目下の目標は、いかに自分の時間を捻出するか!
長崎のおすすめ情報(どうでもいい情報も)をドンドン
更新して行きたいたいと思いま~す。