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ここんにき日記

【ここんにき】 とは、このあたり・この付近 という長崎の言葉です。ここんにきな情報を、有限会社トータル・サービスが長崎より発信!

カテゴリー「ここんにき情報」の記事一覧

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長崎歴史文化博物館のヒミツ

用事があって、長崎歴史文化博物館に行ってきました。

ここは、御白洲で、密貿易や漂流民を取り調べる様子を寸劇で紹介することで有名です。
(詳細は、HP→施設案内→長崎奉行所のページをご覧ください)

実はにき子、学校から帰宅すると必ずSBS(静岡放送)を見ていました。
なぜなら夕方の時間、SBSは再放送で大岡越前を放送していたからでございます。
るーるーるるーるるるるるるーるるー♪というあの主題歌、耳にこびりついてしまいました。

そんなにき子にとって、御白州は憧れ?の場所。
ぜひ一度見てみたいとおもっているのです。
(なんて個人的趣味を公開してどうする、にき子。)

話を元に戻して。
長崎歴史文化博物館のヒミツですよ、ヒミツ。

まず一つ目はこれ。
手ぬぐいマニア必見!こんなにかわいらしい手ぬぐいが勢ぞろいー。
手ぬぐいいっぱい
もちろん、通常通り手ぬぐいとして使用できますが、
このかわいらしい柄を楽しむために、
タペストリーキットも販売しているようです。

壁にかけて楽しむ事もできるんですよー。

さらには、こんな手ぬぐいまで発見!手ぬぐいなのに、本みたいです。
本手ぬぐいめくります
左:本状態にたたまれて、
   端を縫ってあります

右:めくるとこんな感じに。

でも、糸を解くと
一枚の手ぬぐいになるのです。

見た目が変わると手ぬぐいとは思えないなぁ!と、びっくり報告でした。

色々な種類がありましたが、見本として手に取るのはもちろん「茶」。
静岡人ですから。
「茶」に吸い寄せられます、、、 


続いて、ちょっと迷子になったにき子は、スタッフの方に場所を聞くため
正面玄関にある受付ブースに行きました。

水槽にいる金魚
玄関の脇には、水槽が置いてありました。
中には金魚がたくさん、のんびり泳いでいます。

なんの変哲もない、のどかな水槽を横目に「すみませーん!」と受付の方を呼んだときです。
異変が起きたのは。

金魚突進!
ぐわわわわーーーー!!!

金魚が受付の方めがけて突進しておりますッ!!!

受付ブースを出られたスタッフの方に吸い寄せられる金魚。
その金魚に吸い寄せられるにき子。
金魚ぎゅーぎゅー
すごい密集度です。
ぎゅーぎゅーでぎっしりです。

にき子より是が非でも先に、
問い合わせたい何かが金魚にもあったのでしょうか?

つい数秒前までは、ゆったりのんびり泳いでいた金魚たちなのに、この変わりぶり。
にき子は驚いて、思わず言葉を失いました。

そこへそっとやってきてくださった受付の方は、こう解説してくださいました。

「いつもスタッフが餌をあげているので、
スタッフの制服を見ると「餌の時間だ!」と金魚が突進してくるのです」
と。

餌でさわいでいるのか、、、

でも、金魚は正確に長崎歴史文化博物館のスタッフの方々の制服を把握しているわけではない様で、
黒っぽい服ならまよわず突進してくるようです。
話をうかがっている間に、スーツ姿の男性が通りかかったら、金魚はそっちにも突撃して、右往左往。
節操ないじゃない!

にき子:水槽にいる金魚、元気ですねぇ。
スタッフの方:金魚は敷地内の池にもいるんですよー。
にき子:池にも!?たくさん飼われているんですね。
スタッフの方:ええ、でも池は外にあるからダメですね。すぐ鳥にやられちゃって
にき子:・・・。

えーと、水槽にいるのはもしや、鳥の餌、、、?


【長崎歴史文化博物館】

開館時間:8:30~19:00
休  館  日:第3火曜日(祝日の場合は翌日が休館日)

長崎市立山1丁目1番1号
TEL:095-818-8366
URL:http://www.nmhc.jp/index.html

2007年11月3日(土)~12月9日(日)までは、勝海舟と幕末長崎」という企画展を開催中です。


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築町市場へゴォ!最終回

引き続き、長崎の不思議な食材の宝庫、築町市場レポートをお届け!。

vol.1はこちら  vol.2はここね  vol.3はこっち


そもそもこのブログを書いているのは、
にき子にとって”異国情緒溢れる街と聞いた長崎は、住んでみるとまさに異国だった”から。

そしてそう書かせるインパクトを持っているものは、お祭りやら習慣やら地形やら様々ですけれど、
その異国的インパクトにかなり高い確率で驚かされるのは

長崎の食べ物 なのです。

そして、もし”異国インパクトランキング”があれば、上位入選確実と思われるものがこれ。

ハトシ
ハトシ 
(写真右側)

」と「」でもなければ、「」と「」でもなく、「」と「」。
じゃなくて!ハトシ!!

名前からして異国です。もうわけがわかりません。降参です。
でも、これも築町市場で売られているのです。

しかも、もっとびっくりすることに

ハトシ揚げる前
今日のおかずになりそうなハトシ

もう形成されていて、家に帰って油で揚げるだけで
簡単においしく食べられるとのこと。

ハトシ、、、一般家庭でもおかずとして食べるの?

さっそくトータル・サービスにかえって質問してみることに。
お題「ハトシって何?」

その結果を公表します

ハトシとは、食パンに海老のすり身を挟んで油で揚げたもの
・普段食べるものではなく、卓袱料理(長崎の郷土料理)のひとつとして出てくる
・中華料理店が軽食としてお祭りなどで売っているものもある

このような結果を聞くと、普段からよく食べるものではないようです。
そして海老を使っているからでしょうか?プチ高級なイメージもあるらしい。

でも、築町市場で撮影した、この写真のお店で買ったら1個あたり100円。
これはハトシ界の基準からしたら安い気がします。

ちなみに、揚げてあるものを買って食べてみたところ、
海老がぷりぷり!油で揚げてあるからか、見た目よりも食べ応えがありました。

材料を見ると”海老カツサンドイッチ”なのですが、
どうしてハトシになると和風・中華も加わった摩訶不思議な味になるのだろう??
と非常に気になるにき子です。
さぁ気になってしまったみなさまも、ぜひお試しあれー!

でも。
「試そうと思っても、そんな覚えにくい名前忘れちゃうわよ」と思った貴方に、名前の由来を。

ハトシとは、広東語の”蝦多士(ハートーシー)”からきているようです。
蝦(ハー)はエビ、多士(トーシー)は英語のトーストの音訳なのだとか。

ますますわかりにくくなったという意見は受け付けません。


ながらくお楽しみいただきました?築町市場シリーズですが、
取り上げた食品以外にも”異国”を感じさせるものはまだまだあるのでございます。
最後に一挙大公開させていただきますね。

やきあごあご自慢
【顎じゃなく、あご】
あごとは”飛び魚”のこと。
五島うどんのダシとして
使われています。
青魚なのに臭みもなく、
良いお味になるそうな。



左:焼きあご
右:あご自慢 ティーバッグ式です

(にき子脳内イメージ)
焼きあご:立ってストーブにあたっていたら、顔、特にあごが熱くなった雰囲気
あご自慢:一休さんのアニメに出てくる新右衛門さん位割れているあごを自慢する人

鯨カツ
【鯨カツ】
これも家で油で揚げるだけ。家庭で簡単に鯨カツが楽しめます。

長崎人にとって、この写真に違和感はないようですが、
揚げる前の鯨カツを売っている光景、にき子は初めて見ました。
この写真も、家で鯨カツを食べる光景も、にき子にはシュールだなぁ。


桃カステラ
【桃カステラ】 

といっても、桃は入っていません。いうなればメロンパンの仲間。
カステラの上面を、砂糖やマジパンで桃風に飾っているのです。
桃の節句の内祝い品として贈ったり、お雛様と一緒に飾ったり
するのだとか。
想像通り激しく甘いですけどね、癖になりますね。ほほほ


たったこれだけでも、見たことも聞いたこともなかったものがずらり。
長崎は異国だと、改めて感じずにはおられません。
そして、そう思わせる物が、ずらっと店先に並ぶ築町市場ってこれまたすごい。

長崎人はそう思っていなくとも、他県民にはまさにミラクルワールド!面白すぎます。

最後に、観光にこられる方々に一言。
「グラバー園もいいけど、築町市場もね」 byにき子



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 【メルカ築町】
住所:長崎県長崎市築町3-18 
電話:095-823-9333

営業時間
市場:7時から19時 物販:10時から20時 飲食:11時から22時 

デパート

住所: 長崎県長崎市築町3-18
電話: 095-823-9333
休み: 無休(店舗により異なる)
営業時間: 市場7:00~19:00、物販店10:00~20:00、飲食店11:00~22:00
交通: JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統で7分、西浜町電停下車、徒歩3分

美術館でバナナとミッフィーのアラモード

長崎県美術館といえば、今年の夏に水撒きをして、伝説?の鳥刺しを見物した場所。

初めて見た長崎県立美術館の、モダンな外観に圧倒された記憶がありますが、
残念ながら中の展示を見物する時間もなく。
そのまま足を向けることもなく、いままですごしてしまいました。

その無関心を激しく後悔したのが、今回の企画展示の案内を詳しく見た時。

その名も
「美術館に行こう!」ディック・ブルーナに学ぶモダンアートの楽しみ方
でございます。
(↑長崎県美術館の企画展示ページが開きます)

ミフィらー(ミッフィーが大好きな人間)として、これは外せない企画ではありませんかッ!
しかも、併設のカフェに特別メニューがあると聞いたらいてもたってもいられませんッ!

そんなわけで、仕事帰りにさっそく長崎県立美術館に突撃。

はいみなさま注目!
「仕事帰り」。これ、ポイントですよー。試験にでるね、多分。

この美術館、なにがすごいって20時まで開いているところ。
仕事が終わってからでも充分芸術を楽しめます。
美術館の中はほわんと暖かみを感じる照明で、落ち着く雰囲気。素敵なのですよ。

加えて美術館の目の前には長崎港が広がり、一面に広がるのは稲佐山の夜景、、、?

えと、普通は稲佐山から見る夜景は1000万ドルなんていいまして、
函館、神戸と並んで三大夜景の一つで有名な場所なのです。
こんなサイトもありますしね↓↓

「瀬戸の夜景」サイト内の、稲佐山からの夜景はこちらでご覧あれ(別窓がひらきます)

長崎県美術館からは、その稲佐山自体が見られます。
ってフツーと逆じゃん!
でも、綺麗なんですよ!きらきらで!

話がそれましたが。
いやなんていうか、全体的に落ち着いた雰囲気で美しく、ロマンチックなのですよ。

でも。
ロマンじゃおなかは膨らまない。
にき子の目にはやっぱりこっちのほうが、1000万倍素敵に見えます。

バナナとミッフィーのアラモード
うわさのスイーツですっ!
にき子感激っ!

ええとでも、パンフレットだとミッフィーは3羽いたはずだけどー。
人気がありすぎて、ミッフィー不足か!?

ミッフィーなんて子供じみているなんて思っていた方もいるかもしれませんが、こんな感じなのですよ。
食器もカップもおしゃれだなぁ。
ちなみにスプーンは柳宗理デザインだったよー。(←唯一知ってた)

既に一匹いない
チョコフレークの上にバナナやみかんが乗っていて、
その上にアイスクリームと、オレンジ・カシスのシャーベットが各一つずつ。
その上に生クリームが乗って、ミッフィーが刺さっております

←すでにミッフィー一羽行方不明

このカフェ、美術館の通路のちょっとしたスペースにあるのですが、
ちょっとどころか猛烈においしーい!!

特にシャーベット。
ほんの少し口に入れただけで、果物のかおりと味が突き抜けます。濃いです。
口の中でクリームやフレークと混ざって、これまたおいしいんですよね。あぁうっとり。
チョコレートソースもほろ苦くてサイコー!
これ、大人のデザートの気がするなぁ。

うさこ風前の灯
ちなみにこのミッフィー、このカフェのオリジナルだとのこと。
薄くて、サクサクで、甘さはぐっと控えめ。
アイスや生クリームとのバランスが取れるのよね。

←ミッフィー風前の灯火

ごちそうさまでした。
ミッフィーと一心同体化完了!

ちなみにこの企画の期間内は、美術館のいたるところにディックブルーナさんのイラストが出没しています。

美術館のお手洗い
お手洗いもこんな感じ。
(ガラスにイラストが描かれています。見えにくくてすみません、、、)

あ。
実はにき子、食べるのに夢中で、タイムアウト。
残念ながら閉館時間と相成りまして、またもや中に入ることなく帰宅。
期間中に必ずリベンジします(涙)。


【長崎県美術館】

開館時間:10:00~20:00
休 館 日 :毎月第2・第4月曜日(休日・祝日の場合は火曜日が休館)

長崎県長崎市出島町2番1号
TEL:095-833-2110
URL:http://www.nagasaki-museum.jp


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築町市場へゴォ!vol.3

引き続き、長崎の不思議な食材の宝庫、築町市場レポートをお届けします。

vol.1はこちら  vol.2はここね

今回のサブタイトルは、”くじら”です。

この「」の文字を見る頻度が、長崎は圧倒的に多いというのがにき子の印象です。
鯨カツなんて、串カツよろしく串に刺されて、
歩きながらでも食べられる軽食として売られてたりしますしね。
(あ、今度買って来よう)

もちろん築町市場にも、は沢山おいてあるわけなんですよ!
そしてもちろん、にき子はアドレナリンがでまくるわけです。

そんなにき子が、まずみつけたのはコレ
おばくじら
「オバ鯨」

はて、これはいったいなんなのだ・・・?  

そばにいたおにーさんに聞いてみたところ
「今日はいないけど、オジ鯨もおっとさね」
(翻訳:「今日はいないけど、オジ鯨もいるんだよね」)
だって。


おじ鯨おば鯨
 昔々、あるところに住んでいたおじ鯨とおば鯨。
 芝刈りとか洗濯とか・・・

ええと、長崎ジョークはお口に合いませんでしたか、、、?すみません。

オバとは尾羽と書きまして、鯨の尾びれのことなのです
薄くスライスして茹でたもので、綺麗な白色と、くにくにぷにぷにな食感が楽しい一品。
ポン酢で食べるとおいしいのです。

ちなみににき子、長崎に来てから食べたことがある気がしますが、名称を知りませんでした、、、。
不勉強この上ないです。申し訳ないです。今日は謝ってばかりです。


次に見つけたのはコレ
湯かけくじら
「湯かけ鯨」

その名の通り、湯引き状態のご様子。
これ、鯨のどの部位なのか、
聞くのを忘れてしまいました。

会社のスタッフに聞くと
「食べたことはあるが、そんなの知らん」と冷たいお言葉


湯かけくじら湯かけくじら 冷たい言葉で冷えた体には、お風呂ですよね。
 ザパーン!


一口に”鯨”といっても様々なのねーと感心しきりで歩いていたら、こんなコーナーまで!

くじらバイキング?
これ、全部なのだそうです。
バイキングですか?これは。

左から
・ベーコン(下あごから腹肉を塩漬け後燻製にしたもの)
・食道
・オバ
・湯かけ
どれもポン酢や酢味噌でそのままどうぞとの事でした。

驚くべきは、その値段。どれも1パック350円!
今では高価になったですけれど、この位なら買えそうです。

そして、この量もなかなかツボをついています。
ここにあるのは、前菜やおつまみとしてそのまま食べるですから、このくらいの量が最適
さらに、にき子のように初めて食べる人間にも、チャレンジしやすい量といえますね。
この店、なかなかにくい演出をしてくれます。

実はこのお店、店先で「これは何?これは何?」と聞きまくるにき子に、
おかみさんが笑顔で答えてくれたのです。
にき子が鯨の名称を、こんなにも詳しく正確に書けるのも、おかみさんに教わったからこそ。
こういうやりを楽しめるのも、市場の魅力の一つですよね。

しかもここ長崎では、お店の人が「買え買え光線」を発しない傾向にある気がします。
気軽にのぞける雰囲気なのです。
(だからこそにき子がのさばるわけですが、、、)

こんな感じで楽しく話をうかがって、帰るにき子におかみさんは一言
「ご両親に聞いたら、多分よーく知っとっとよー」とアドバイスをくださいました。

早速帰宅後静岡に電話をかけて、実験。

にき子  :「お母さん、オバ鯨知ってる?」
にき子母:「知らん。おばさん鯨か?って失礼な!」

これにて終了。
おかみさん、敗れたり!

岡山出身静岡在住のにき子母には、いささか難しかったこの問題。
でも、長崎人は知っている。

この事実がすごい!


長崎人が、の名称をこんなにも細かく知っていることを知れた事も、にき子の今回の収穫です。

ところで、奥さんは見慣れたの光景なのに、なぜにき子はこんなにも騒ぐのか?と驚いたのか、
こんな本を貸してくれました。

「長崎料理 百花繚乱ふるさとの味」 (著:脇山順子さん) 

この本には、長崎の家庭料理や、節句を祝って食べた料理などが満載なのですが、
についての詳しい説明もたっぷり載っておりました。
レシピも、

・鯨じゃが
・鯨の大和煮
・鯨とごぼうの味噌煮

といった具合。

本の中では、「伝統料理」として卓袱料理や中華料理のレシピが紹介されているのが長崎らしいところですが、上記の料理も、しっかり伝統料理の中に入っているのです。

長く人々に親しまれているからこそ、こういったレシピがあるのでしょうし、
市場で簡単に手に入るからこそ、伝統として受け継がれていくのでしょうね。

この本を見て、早速にき子もチャレンジしよう!と思えるくらい、
鯨が豊富に売られている築町市場なのでした。

↑これってすごいことだと思うのだけれど、長崎人はノーマル光景と感じているのか、
誰も自慢しませんよね、、、
観光にきたお客様は、寄ってみる価値ありますよん。



vol.4へ続く


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【メルカ築町】
住所:長崎県長崎市築町3-18 
電話:095-823-9333

営業時間
市場:7時から19時 物販:10時から20時 飲食:11時から22時 


 




築町市場へゴォ!vol.2

引き続き、長崎の不思議な食材の宝庫、築町市場レポートをお届け!

vol1はこちら

ずっと前に聞いた話なんですけどね。

魚屋の飼い犬は、毎日新鮮な魚の尾頭を食べていると聞いて、
なんと贅沢な!と驚いたのですが、
よくよく話を聞いたら、単純に文字通り「尾頭」であり、尾頭付きではなかった
という話がありました。
きっと身の部分は、魚屋さんで刺身として売られていたのでしょう、、、

なんてことをにき子に思い出させた箱がコチラ!

鯛のオカシラ
鯛のオカシラ

見事にお頭のみとなっております。身はいずこにー

でもこれ、焼いたり煮つけにしたらおいしいんですよね。
1個300円也。

頭だけでも、鯛だからね。

でも、鯛くらいどこの市場でも見るわよねーと思っている貴方にまたもや
築町市場からの挑戦状よ。準備はいいかしら?

うちわ海老
な、なんじゃこりゃぁっっっ!!!

はい、正体は「うちわえび」

能登半島以南や房総半島でとれるようですが、駿河湾は急深すぎて棲んでらっしゃらなかったようで。
にき子は長崎で初めて見たのです。

左うちわえび
←このえびの特徴は、
このように左手でうちわを持っている事です。
(すぐばれる嘘ですみません)

ええと。
大きさは20センチほど。
小豆色で平たく、名前どおりうちわのような姿。
そうですね、ノーマル海老を上からぷしゅーッと
プレスしたような形
です(←海老せんべいかよっ)


このうちわえび、お刺身にすると甘エビ並に甘いのですが、身はもっとぷりぷりっ。(注:にき子比)
とてもおいしくて驚いたものです。

このおいしさは海老キング?の伊勢海老に勝るとも劣らないと評判のようですが、
養殖をしていないところがポイント。
そうです。海が時化ていたら入荷しない、まさに幻のえびなのです。

しかも、いくらお刺身がおいしいとはいっても、生きていないと難しいらしく、
運んでいる途中で弱ってしまったら、塩焼きやお味噌汁にして食べるのだとか。

もちろんそれもおいしいのですが、お刺身がいいなぁ、、、
でも、今の話を考えると、刺身はかなり貴重であることがお分かりいただけるかと思います。

なんて話を聞きながらこの写真を撮ったとき、うちわえびは動いていました。
さっき貴重と言われたのに、目の前にぽんとある。
これが築町市場です。

刺身刺身ー♪


vol.3へ続く


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【メルカ築町】
住所:長崎県長崎市築町3-18 
電話:095-823-9333

営業時間
市場:7時から19時 物販:10時から20時 飲食:11時から22時 





長崎で売れている本

◎長崎新聞3月13日付
ランキング3位

◎長崎新聞紙面で
3月25日に紹介されました


超人気・園長先生からの
とっておきアドバイス
ママ、「早くしなさい!」
って言わないで


著者:加藤 富美子
発売元:PHP研究所

一度ご覧ください

安心ツーリング

プロフィール

HN:
ここんにき子
性別:
非公開
職業:
金融業
趣味:
子育て(ということにしておきます)
自己紹介:
24年末より、三代目ここんにき子を襲名。
長崎生まれの長崎育ち。
2人のハイパーな娘達を相手に
子育て奮闘中です♪
目下の目標は、いかに自分の時間を捻出するか!
長崎のおすすめ情報(どうでもいい情報も)をドンドン
更新して行きたいたいと思いま~す。

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