ここんにき日記
【ここんにき】 とは、このあたり・この付近 という長崎の言葉です。ここんにきな情報を、有限会社トータル・サービスが長崎より発信!
ちりとり?
10月1日から、冬服に衣替えになる学校や会社は多いかと思いますが、
長崎は違うのです。
「おくんちが過ぎたら秋」なのです。
おくんちが過ぎてから長袖を着るのが、長崎人の正しい姿だと言われまして
ふーんと思っておりましたが、確かにおくんちまでは暑かった!
半そででも汗をかくほど暑い日もあって、残暑もいつまでつづくざんしょーなどといっていたにき子です。
ところがですよ!
おくんちを過ぎたらすっかりしっかり秋なのです。
吹く風は少し冷たいくらいで、朝夕は長袖じゃないと少し寒い思いをするくらい。
いやはやすごいものです。
そしてこうなってくると、鍋が気になるにき子です。
しかしながら、一口に鍋といっても
その土地柄が現れるものなのだなぁと、
不本意ながら流浪の民と化したにき子はつくづく思うのです。
鍋にも色々ありますが、おでんに限っても様々。
例えば”ちくわぶ”と”白はんぺん”!
これを聞くと関東地域を思い出します。
まずは”ちくわぶ”です。
学生のときに横浜に住んでいた時、
友人が発した”ちくわぶ”という言葉に、どれだけ驚いたことか。
ちくわのことを関東では”ぶ”をつけてよぶのか?
などとこそっと思ったものです。
しかし、出てきたものは
ちくわとは似ても似つかぬこの姿!
ちくわというより歯車ですねぇ、、、
小麦粉と水と塩をこねて、蒸して作るそうで、
九州の方ならおなじみ団子汁の団子や
ほうとうなどに近いモチモチ食感。
粉物好きなにき子はすっかりとりこになりました。
関東ではおなじみのおでんの具であり、人気も高いようなのですが
不思議なことに関東以外ではお目にかかりません。しょせん、関東限定の人気ってことですかね、、、。
そしてお次は”白はんぺん”!
これも関東ではスーパーで売られておるのを見かけてひどく違和感を覚えたものです。
なぜならにき子は静岡県民だからですー。
静岡で”はんぺん”といえばこれ!(左図参照)
こんな色なのです。
そしてこれが標準。まさに静岡スタンダード。
このはんぺんは鰯や鯵、鯖のすり身でできていて、
おでんの具のほか、焼いたりフライにしたりと引っ張りだこ。
ちなみに黒はんぺんのフライは
給食ではおなじみ、人気メニューなのです。
確かに白はんぺんもスーパーなどで売られてはいましたが、棚の隅でひっそり生息している状態。
それがおでんの中にぷかーっと膨れて浮んでいて、
「はんぺん」といわれて鍋から取り出される様が信じられなかったのです。
白いからって浮かれやがって!みたいな感じで。
話がだいぶそれましたが。
そうです、鍋が食べたいなぁと思いながら会社のそばを歩いていて見つけたのです。
この看板を。
これ、、、???
さすが食い倒れの街大阪!
ちりとりまでも??
いやいや、
ちりとり鍋とは”韓国版すき焼き”なのだそうです。
モツと山盛りの野菜を、ピリ辛のタレで炒め煮にして食べるらしく、
その際に利用する鉄板がちりとりに似ていることからつけられた名前とのこと。
にき子が大好きなホルモンが、ピリ辛でスタンバイしているだなんて、、、
考えただけでおなかグーグーです。
今年はこれを食べるぞー!
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