ここんにき日記
【ここんにき】 とは、このあたり・この付近 という長崎の言葉です。ここんにきな情報を、有限会社トータル・サービスが長崎より発信!
- 2025.02.02
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- 2007.10.05
昨日は人数揃いでした
- 2007.10.03
本日庭見せ
- 2007.09.28
忍び寄るおくんち
- 2007.09.19
まきもの好評発売中!
- 2007.09.07
練習MAPが公開されました
昨日は人数揃いでした
庭見せの翌日の10月4日は「人数揃い」です。(”にいぞろい”と読みます)
これは本番と同じ衣装で町内に稽古の成果を披露するもので、
本番前の最終リハーサルのようなものでしょうか。
さっそくにき子もトータル・サービスがある万才町と、龍のいる五島町に見物にいってまいりました。
まずは、万才町。
左:すでにこの人だかり!
すごい熱気です
右:三味線もこんなにたくさん。
左:傘鉾はここで待機
右:中をのぞいて見たりして、、、
こうやって支えてます。
すごいです。
左:早着替えもしたり。
このあと「ぶらぶら節」を
披露してくれました
右:最後に勢ぞろい。
みんなで手を繋いで・・・?
ドキドキ
ヴィクトリィー!!!
じゃ、なかった(当たり前)。
ばんざーい!!!
万才町(まんざいまち)なだけに、ばんざいで締め。
艶やかでした。
この会場での披露は無事終了。
今度は町内の他会場に行くために、列をなして大移動を繰り広げます。
このとき、女性たちが蛇の目傘をさしてあるいていました。日よけかしら?とってもステキ。
左:「暑くても顔はぬぐっちゃダメ」と指導が。
おしろいがはげちゃうんですって。
ハンカチ王子のように、押さえて。
右:三味線はこうやって運びます。
見事な風呂敷使い!
左:蛇の目がステキでしょう?
出演者の行列の後ろで
バスも行列。大渋滞。
右:当社の窓から俯瞰の図。
県庁や市役所のある
メインストリートを占拠。
撮影を終えてホッと落ち着く間もなく、「五島町の龍を撮影せよ」と、某社長からの指令が!
人数そろいは、どこの町も同じ時間帯に行うため、全ての踊り町を制覇するのは難しいのですが、
本隊が移動する場所を目指して動き回ると、複数の町も見物できるわけです。
そうです。要するに「走って行け」という指令。はい、行ってきます。
そして、待ち伏せ成功!
しばらくすると、鐘やラッパの入った龍踊り特有の賑やかなお囃子が聞こえてきました。
(※しかし行列の最後には、笛と太鼓のお囃子もいるのです。まさに音のチャンポン。動画を要チェキ!)
バスや車やトラックやら、とにかく交通量の多い国道ですが、
脇を行くバスに一瞥をくれつつ、余裕の表情でゆったり移動する龍。
なんでしょ、このシュールな世界は。
左:移動中ですが、
顔や尻尾は動かすのです。
「長崎港はあっちか」と確認。
右:後姿はこんな感じ。
おなかがもこっとしてます。
交差点に来ると、信号をきちんと確認します。
左:車が途切れた!
今のうちなのだ!
右:わっせ、わっせ、わっせ
左:お囃子の子供たち
大所帯です
右:龍の鳴き声を表す長ラッパ。
これが独特なサウンドの
主役でしょうね。
左:玉を探してとぐろを巻く龍。
右:総監督さんの衣装も
中華風。
左手に持つ旗が振られると、
龍は宙を舞いだします。
この日、動画を撮影しよう!と、しっかり場所を確保してスタンバイするにき子の前に、
おばーちゃん集団がやってきました。どうやらお孫さんが龍衆(龍を動かす役割のことです)で、
晴れ姿を見に来た模様。
付き添いAさん「あら、あそこにいるわよ!ばーちゃんの孫よ!がんばってるよ!」
付き添いBさん「ほんと上手ねぇ、尻尾。」
、、、ほめ殺し。そして、なぜ尻尾?
不思議に思って尋ねたところ、尻尾の動きを重点的に褒めるのには、わけがあったのです。
尻尾は、たとえ龍がゆっくり動いているときでも、単独でふわりふわりと動いているのです。
それを担うのが、しっぽを動かす龍尾衆。(ばーちゃんの孫含む)
この龍尾衆の働きで尻尾が動くことによって、龍は生き生きと見えてくるわけなのです。
なるほど龍の顔ばかり目で追っていましたが、尻尾の動きも絶妙です!
だから褒めるんですね、「尻尾が」って。この後、私も尻尾ばかり見てしまいました。
では、行列の時とうって変わって、素早く力強く、動き回る龍をお送りします!
絶妙に動く尻尾を、あなたもぜひご覧あれ!
以上、にき子の「人数揃い」報告でした。
いよいよ長崎くんちは7日から!みなさん、見にこんね!
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本日庭見せ
庭見せとは、踊り町の家々で、当日使用する衣装・楽器・道具から、
踊り町に届けられたお祝いの品々までを所狭しと並べ、市民に披露するおくんちの行事のひとつです。
ちょうど準備中の五島町界隈を通過したときに、写真を撮ってみました。
これは、五島町の庭見せ会場のひとつ。
会場はこのように入り口に家紋のはいった幕を張り、御燈明を
ともします。
準備の人たち。
おそろいのTシャツの背中には、
奉納する龍踊りの龍が。
準備中でも、思わず足を止めるのが長崎人。
ちらりと衣装が見えますね。
もうひとつの会場も覗いてみました。
左:龍踊りの人たちの衣装
中華風です
右:傘鉾
各踊り町ごとに一つあり、
町のしるしの役割を
果たします
もちろん、龍もいます。
夕日を浴びてとぐろを巻いてます、、、
衣装・龍・傘鉾などをこんなに近くで見られるのが、庭見せの醍醐味。
きらびやかな衣装にうっとりです。
そしてもっと目を引くのが、豪華なお祝いの品々!
この豪華さをご覧あれ
左:長崎のお祝いの席には
必ず登場の桃カステラは
中央に。
右:シーラというお魚です。
一番びっくりしたのはこのカジキ!
1メートルくらいあるのでは、、、
デカイ!怖い!
そして入り口は、七夕のようになっております。
この竹につるされた紙は、「花紙」。寄付をする人は、裏に住所・氏名を書いて渡すのだそうです。
要するに、寄付しましたよ!という証ですね。
左:竹についた短冊のような紙は
「花紙」。寄付の証です。
右:トータル・サービスでも、
しっかり用意した花紙。
くくりつけられるようにヒモ付き
さて。
少し日が落ちてからの、万才町も撮影してきました!
すでに沢山の人が集まっています。
にき子も負けじと潜入開始。
左:万才町は本踊りを奉納します
衣装が飾られていました
右:傘鉾はここ
右手には花紙。
万才町にも沢山
飾ってありますねー!
そして、やはりお供えの品々も豪華に並んでいます。
桃カステラや、栗、ざくろなどが見えますが、
にき子が必ずチェックするのは、
顔の二倍はあろうかという、この巨大栗まんじゅう!
老舗の饅頭屋さんのものだそう。てかてかむちむち。
※五島町にもありましたよー。
気づかれましたか?
庭見せの時間は、夕方から午後10時まで。
写真を見ていただければわかるように、披露される物は赤い敷物の上に並べられています。
そして会場はライトアップされるので、
ぼわーんと赤い中に、衣装やお祝いの品々が浮かび上がってそれはそれは美しい!
人気のあるところは、順番待ちをして会場に入ることもあるようですが、
場所によっては振る舞い酒を出すところもあり、
各踊り町の庭見せをぶらりぶらりとめぐるのも、楽しいもの。
庭見せの方が好きだという人がいるのも、うなずける話です。
ワンちゃんも楽しんでますしね。
さるくちゃんと長崎くんちのコラボ。
踊り町全てをこたえられるアナタは
おくんち通デス!!!
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忍び寄るおくんち
朝晩は涼しいですけれど、今日も日中は暑かった長崎です。
日差しは幾分和らいできたし、吹く風はカラッとさわやか。でも暑い!
本日の気温、29度でした。
さてさて暑くても、カレンダーに目をやると、週があけたら月曜日!じゃなくて、10月!
いつの間に10月がこんな目前に?と思いつつ、
そうです、おくんちまでのこりわずか1週間ほど!
街中には、おくんちが近いことを思わせる数々の光景が見られるようになってきました。
本日は、そのいくつかを「忍び寄るおくんち」として、ご紹介。
1.道路に道順ができる
チョークで書かれた矢印発見!
これこそまさに、おくんちの踊り町の、通路の証。
「五」は五島町のことで、
ここで踊りを奉納し、手前の路地に入る事をあらわします。
この写真を撮った辺りは、五島町。
五島町は今年蛇踊りを奉納する町なので、
本番を前に地元で練習するにあたって、方向を書き記したのでしょうか?
おくんち当日は7つの踊り町があちこち動き回る為、
矢印も町名もにぎやか&複雑です。
2.龍に出くわす
街中で、賑やかな音や掛け声が響く時が増えてきます。
音のするほうを見ると、おくんちの練習中だったり、
練習会場を後に、踊り町の集団が移動中だったりします。
このときは、五島町の龍が中央橋に出現!
龍:「じろじろ見てんじゃないニョロ!」(ギロリ)
にき子:「ひょえーーーごめんなさいーーー」(こそこそ)
鋭い眼光で、周囲に睨みをきかせていた龍ですが、
信号が青になるのを鋭くチェック、横断歩道を渡ります。
交通マナーにも厳しい様子。
龍と一緒にいる銅鑼やラッパは、中国を髣髴とさせる音色です。
独特な雰囲気を振りまいて去っていきました。
写真まで撮って、大興奮のにき子と対照的に、
特に興味もなさそうに、龍と横断歩道を渡る長崎人。こんなの慣れっこです。
3.金封も用意しなくちゃね
小屋入りの時に、今年の踊り町のひとつである万才町にあるわが社にも、
万才町の世話役の方がお見えになりました。
花代をお渡しした様子はこちら。
おくんちの前と、後にもおそらくこられるので、花代を準備しなくては!
金封もたくさん必要ですから、
賑町にある山口紙店さんの店先には、こんな金封が並びます。
こんなバージョンも!
もちろんにき子、パッと見ても読めませぬ。
余計な四股を踏めないことを
詫びていると思わせておいて、
「たくさんできないですけど」と、
そのままの意味。
この一文は、僅かですが・心ばかりですがといった、謙遜の言葉をあらわしているようです。
それはわかるのです。
この真ん中についているしこが、なぜここにしことしてついているのかが、わからない。
にき子の中でしこりになっています。
うまいね。
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まきもの好評発売中!
9月も半ばを過ぎたというのに、相変わらず暑い長崎です。
さて、相変わらず暑いといってもおくんちは確実に近づいております。
それゆえ、いろいろなおくんちグッズが販売されているのです。
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実は、手ぬぐいは9月10日発売。
そのことをブログに書こうと思いつつ日が過ぎてしまい、
ふと気づくとネット販売のでじまやさんが扱う、限定50セットはすでに完売、、、
7年ごとに踊り町は変わるので、当然毎年購入できる手ぬぐいも違ってきます。
このあたりがコレクター心をくすぐるのでしょうか?
セット販売の手ぬぐいは、毎年割りと早くなくなるようです。
今なら商工会議所さんや長崎国際観光コンベンション協会さんでも購入できるようですよ!
ちなみに10月1日からは、浜町アーケード内三菱東京UFJ銀行前「くんち案内所」で、
当日は10月7・8日に長崎市公会堂前特設さじき「受付」横で販売されるようです。
この手ぬぐい、実はおくんち当日に手に入る可能性も無きにしも非ず。
なぜなら、踊りを奉納する前に、
世話役や出演者たちが観客に向かってこの手ぬぐいをばら撒くからです!
(このため「まきもの」とも呼ばれるようです)
しかしながら、大勢の見物人がいる場所での争奪戦。
手に入れるのはなかなか難しいのだとか。7つ全てとなると言わずもがな。
のんびり売られているものを買ったほうが賢明かと。
数あるおくんちグッズの中で、手ぬぐいにこだわって記事を書く理由はひとつ。
にき子は手ぬぐいが好きだッ!好きなのだッ!
でも。
何枚か持ってはいますが、実はおくんちの手ぬぐいはコレ一枚だけだったりします、、、。
これは昨年度の踊り町である「玉園町」の手ぬぐい。
獅子踊りを奉納する町なので、獅子の絵が描かれているわけです。
この手ぬぐいは、模様からも色からも、おくんちの風情が感じられる逸品!
とってもステキで、にき子お気に入りの一枚です!
実は頂き物なんですけど、、、
そして、にき子は手ぬぐいを、よくキャンプで使用します。
↓この通り
首に巻いて使用します。
・暑いときには汗を拭ける
・寒いときには防寒になる
・鍋の取っ手が熱いときには、鍋つかみの役割を果たす
・洗った物を拭く
・テントの水滴をぬぐう
などなど、使用方法は様々でとっても役に立つのです!
そして一番良い点は、「すぐ乾く」。コレに尽きます。
温泉天国の九州にいて、あちこち出かけると温泉がいくつも乱立しているのは良くあること。
そんな時、手ぬぐいさえ持っていれば!
1.体を洗う
2.絞れば充分体をふける
3.すぐに乾いてしまう
↓
次の温泉へ(1から繰り返し)
という流れでいくつもの温泉を制覇できること間違いなし。
さらに、持っていてもかさばらない。
なんて役に立つのでしょう!
これがタオルだとなかなか、、、ね。
ふんわり感では負けますが、とっても便利なのですよ!
こうして使うために、キャンプには必ず手ぬぐいを持っていくのですが、
GWに関西の友人たちと阿蘇でキャンプをしたときには、
「渋い」「かっこいい」と、おくんちの手ぬぐいは好評だったのです!(自慢)
が、しかし。
会社ではスタッフに「フツーは飾っておくものよ」「縁起物なのに使ったの?」と、不評でした(不覚)
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練習MAPが公開されました
夜になっても気温がなかなか下がらなかった一ヶ月ほど前、
にき子は会社の帰りに、「中央公園」の脇を歩いていました。
大通りから一本路地を入った場所にあるこの公園は、
普段は日が暮れると人通りもなくなって、静まり返っているのです。
でも、その日は掛け声が聞こえてくるなぁと思っていたら!
なんとおくんちの練習中!
みんな汗だくです。
(←手前の灰色の部分が道路です)
お囃子や威勢のいい掛け声、きびきび動く船?に思わず足を止めたところ、
公園脇の道路を挟んだ反対側の空き地で、椅子を持ち出して見物している人たち多数。
なるほど、見物していいのか!と、船が良く見えるように近づいて撮影開始。
しばらくすると、采振(さいふり)の人たちがダダダーッとこちらに向かって走ってきました。
(※采振とは、手に指揮棒のようなものを持ち、山車のすすむ方向を指示する人たちです)
山車を置き去りにして猛スピードでこちらに来たので、
「休憩かな?」などとぼけーっとしていたら
山車がこっちに来た!
うわーーーー!!!!
、、、。
この画像のぶれ具合に、にき子の慌てぶりを想像していただければよろしいかと。
大きな山車が猛烈なスピードで迫り来るんです!
まさに尻尾を踏まれたトムジェリーのトムごとく、全身の毛が逆立った感じです、、、
ふと見ると、皆さん公園の脇にいくらでも見物できそうなスペースがあるにもかかわらず、
道路を挟んで反対側の空いた場所で見物中。
なるほど、公園の外に出てくることもあるからのマージンですか。
それをにき子にも教えてください、、、
さて。
8月に公園で様々な踊り町が練習をしていましたが、
9月よりいよいよ練習も本格化。
そんなわけで、演し物練習MAPが公開されたようです→練習MAP
にき子のような目にあわないよう、ご注意ください、、、
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2人のハイパーな娘達を相手に
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